シアターリミテ

シアターリミテ|京都を拠点に活動する演劇集団

シアターリミテ

第6回勉強会Study group

こんな時だからこそ心と体を整えたいね

2020年8月29日(土)担当:郷 加寿美

テーマを考える

今回のテーマは何にしようか? ここのところのコロナ事情と仕事に追われ、他のことを考えること自体しんどい。 「あぁ…疲れているな」と感じる。
体ばかりでなく、ココロも疲れているのだ。
そうだ・・これはきっと私に限ったことではないのだろうと気づく。

心をできるだけ穏やかに

夜中に仕事のことが頭に浮かび、考えちゃダメ、明日は早いのだから寝なくちゃ!と思うほど ぐるぐる、ぐるぐる頭が回転し、どうしようもなくなることがある。
そんな時、ふと随分前に読んだ「気功」の本のことを思い出す。

「気功」というと何やら胡散臭いと感じる方もおられるだろうが、私が読んだその本は 要約すると「心をできるだけ穏やかに保って、ゆったりとした動きで体のバランスを整える。そうすると心の平安を生み、 人は健やかになる」といった内容で、すこぶる健全な当たり前の内容であった。

眠りへの誘い

寝つかれない夜が来ると、たまにその本の中にある入眠に適した、則ちリラックスができる動作(気功)をベッドの上で行ってみることがある。

気のせいかもしれないが、なんとなく心が落ち着き、眠り易くなるような気がしてくる。 左右へ同じ動きをバランスよく施すから、体の歪みも取れるような気もする。

少しでも癒されて欲しい

今回の勉強会のテーマをこの「気功」(素人の私がやるから「気功もどき」ですね)にしたのは、我が劇団メンバーにもちょっと癒されて欲しいな・・という思いがあったからである。

私の偏見かもしれないが、長谷川にしても中村にしても「頑張る」人たちなので、少々の無理も顧みず目的に向かって根を詰め過ぎてしまうところがあるように思う。少しリラックスして欲しいなという思いは果たして彼らに伝わったであろうか・・・微妙なところである(汗)

そんな中、今回劇団員以外で初参加となったS子ちゃんに一筋の光を見いだした。一番響いたような気がするのよ。
「ありがとうS子ちゃん、また来てね。」

まぁ終わった後、みんな暫しお昼寝状態になったから、少しは効いたかなと思うことにする。

感想(中村より)

この日まで「気」を意識して、心と体を整える。という概念はなかったが、レクチャーを聴きながら なるほどなぁ、と思った。
「気持ちがいい」「気がのらない」「気をおとす」「気が抜ける」etc ..
「気」がつく日常的に使う言葉がたくさんあることに気づいた(←ここにも)
「気」という目に見えないものを意識し体を動かす。

なにやら寝不足と無理がたたり、整骨院で全身を牽引してほしい感マンマンの疲弊した体でしたが、 言われるままに体を動かしているうちに疲れは取れていました。体を引っ張ったり伸ばしたりするような動きは なかったんだけどなぁ。不思議。

さてみなさま、次回9月26日(土)の勉強会は、あの倉本聰の伝説のドラマ「北の国から」が登場。乞うご期待。

ミニシアターのような独立性と表現性の高い舞台を追求。

社会人劇団として、同年代の大人の観劇に耐えうる社会性と娯楽性を追求した舞台を目指しています。
一見分かりやすそうでありながら、すべては分からない。
映画で言えばシネコンのような大衆的なものではなく、
ミニシアターのような独立性と表現性の高い舞台を追求しています。

シアターリミテ 主宰 長谷川 源太